こんにちは、satoです。
フルタイムで働いているから子供と向き合う時間がない。
高収入ではないから私立は無理。
学力をつけさせたいけど、ついついテレビやゲームばかり。
とあきらめていませんか?
今回は、先日読んだシングルマザーで息子さんが東大理Ⅰに合格された たかせみほさんの著「頭がよくなるルーティン子育て」を参考に学力をつけさせるための時間とお金の使い方について考えていきたいと思います。
小さいうちからの習慣化
時間を効率よく使うためには、決まったパターンで過ごし次の段取りを考える時間を無くすのがオススメ。なんとなくは決まっているかもしれませんが、勉強だったら何をどれだけするかを具体的に決めておきましょう。
小学校高学年ともなると親の言うことを聞かなくなってくるので、小さいうちから1日の流れを習慣化するのがベスト。ゲームやテレビは絶対に勉強が終わってからとONOFFをはっきりさせるだけでも効率がぐっと上がります。
ここで気をつけたいのは「お母さんのために勉強する」ようにならないこと。
勉強を強いるのではなくゲーム感覚で競争してみたり、やる気が無さそうな日はさっさと切り上げて気分転換をするよう工夫が必要です。
無駄な時間をなくす
一日のうち、ボーっとテレビを見たり朝食を食べて出かける間などすき間時間は結構あるもの。
そのすき間時間にプリント1枚や暗記学習を細切れに入れたり、食事中にニュースについて話すのもいいと思います。
また、この本の著者は通学や通塾の移動時間もかからないように工夫していました。
実績のある大手塾ではなくすぐ帰宅・就寝できる塾にしたり、学校の近くに家を借りるなど。勉強以外の時間を少なくして子供の体力を消耗させないのも大事だと気付きました。
親にできる受験サポートは?
受験生は勉強をこなすだけで精一杯です。
親にできることは一緒に問題を解くのではなく、環境を整えること。
中学受験の場合は特に、スケージュール管理が重要になってきます。自分では決めても現実的ではなかったり、配分が偏っていたり。子供の調子をみて相談しながら親が決めると効率的です。
プリント整理やいつでも勉強に取り組めるように机の片付けもサポートしたいものです。
背伸びをしない
時間と同じようにお金も限られています。そこで大事なのは「出来ることと出来ないことを見極めること」
情報が溢れた現代では、この塾のほうがいいのではないか。もっと色々な習い事をさせたほうがいいのではないか。と考えがち。
そうではなく、ここまではお金を出せるけどそれ以上は無理だとしっかり線引をすること。大手塾だと塾代だけでも高いのに教材費や夏期講習等プラスされて相当な額になります。塾選びの時にしっかり線引をしておくことで選択がブレず、結果的に子供が勉強に集中できます。
補助金を調べつくす
調べてみると学校独自の奨学金や、就学支援金や学費軽減補助金など世帯収入に応じた地域の補助金があります。くわしくはこちらを参考にしてみてください。
単純に学費が高いという理由で私立を外すのではなく、私立の中でも低額のところはないかみてみましょう。受験対策に力を入れている学校などは塾代を減らせるかもしれません。
質の高い環境や共に切磋琢磨できる友人がいるほうが学力がつくので、選択肢を絞るのではなく調べ上げる姿勢でいきたいものです。
目先のお金ではなく費用効果で考える
ついつい一度に払う金額が多いと躊躇しがちですが、その金額と引き換えに得られる経験を考えてみるといいと思います。
この本では、息子さんをセブ島に短期留学させたらその後英語に対するモチベーションが上がり苦手意識がなくなった経験が紹介されています。
留学となるとまとまったお金が必要ですが、その中でも安い地域を選んだり短期にしたりと工夫し経験させることでその後の学力向上に繋がっています。このように多少無理をしてでも経験を積み重ねることで子供は大きく成長すると思います。
シングルマザーであるかどうかに限らず、時間とお金は子育て中のママにとって悩みの1つです。しかしちょっとしたアイデアで何倍も有意義な時間になったり、お金の節約につながることがわかりました。
意識して毎日過ごしていきたいものです。
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