こんにちは、satoです。
自分から学ぶ子に育ってほしい。
だだ現実は「宿題したの?」「次はあれしてこれして!」と指示してしまいがち。
ガミガミ言いたくないのに言わずにはいられないのが本音ではないでしょうか?
同級生はちゃんとやっているのに、うちの子だけできていないんじゃないかしら。。。
今回は『PRESIDENT Family』2022年秋号の特集〜東大生150人が小学生時代どう過ごしていたか〜を参考に、自ら学ぶ子になるために親にできることは何かを5つのポイントで考えていきたいと思います。
前向きな声がけをする
最近当たり前のように認知された「褒める」子育て。
誰でも褒められるのは嬉しいことですが、ポイントは具体的に何がすごかったのかを褒めるという点。
- 今回のテストは満点だけではなく字もきれいに書いてあるね!
- 毎日少しづつでも計算問題をしたから計算ミスがなくなったね!
- 朝の用意を言わなくても自分でできてすごいね!ママ助かったよ。
と褒め方をちょっと変えてみるだけで「ママはちゃんと見てくれている」と子供も感じ取り、次もがんばろうという意欲につながっていきます。
失敗を責めない
失敗は誰にでも起こること。それを叱責すると子供はどんどん挑戦をやめてしまいます。
叱るのではなく「どうしてこうなちゃったのかな?」と声かけしてみましょう。
ここでのポイントは、失敗がどうして起こったのか本人に考えさせること。
小さいうちは親が助言してもいいでしょうし、自分で考えれるようになったら毎日のふり返りをノートに記すのもいいと思います。失敗を次に活かせるような声かけによって、困難に立ち向かう力が育ちます。
人や環境に感謝する
成功している人ほど物腰が柔らかいと聞くように、親自身が感謝の気持を素直に表現することで子供は自分も役に立てた!と自尊心を高めるそう。
親が周りの人に感謝する姿を見て育った子供は自分もそうしたいと思うはず。
うまくいかないことがあっても人や環境のせいにするのではなく、解決策はどうすればいいのかを考えるようになります。
子供の話をよく聞く
仕事や家事にと忙しい毎日ですが、少しでも手を止めて子供の話を聞くことが大事です。
ここでのポイントは、素直な子供の希望を聞き取ること。
子供は親のことを思ったり羞恥心があったりして本心を言わないこともあると思います。
日々のコミュニケーションを欠かさずにして子供のサインを見逃さないようにしたいものです。
興味を受け入れる
以前魚博士で知られるさかなクンの本を読んだことがあります。
彼は幼少期から魚が大好きでずっと魚の絵を書いてばかりいました。
それでもお母さんはいつも褒めてくれ、休日には水族館に連れて行ってくれたり、高くても切り身ではない頭付きの魚を買ってくれていたそうです。
子供の興味を否定せずに受け入れ、応援する姿勢が素晴らしいですよね。
自分の理想を子供に押し付けるのではなく、親はサポーターの気持ちで関わりたいものです。
あるべき姿に子供を引っ張ろうとするのではなく、子供が進みたい方向に背中を押してやる
PRESIDENT Family 2022年秋号より
「勉強しなさい」よりも効果があること
ついつい言ってしまう「勉強しなさい!」のことば。
自分が子供のとき言われて嫌だったのに、親になったらどうして言ってしまうのか不思議です。
子供を心配する親心も次のようなことを取り入れてみてはいかがでしょうか。
- 「今日は何ページ」といった具合に具体的に指示する
→やることが明確化され取り組みやすい。 - 一緒にやってみる
→ゲーム感覚で子供と一緒に問題を解いてみたり、側で本を読んだりして時間を共有すると子供は嬉しい。 - 簡単なウォーミングアップ問題や少量の問題を置いておく
→これぐらいだったらやれそうかも。と勉強に対するハードルをさげて自信をもたせる。 - 自分の機嫌と子供の行動を切り離して考える
→いい意味で諦めるのが大事。
子供は学校生活だけでも勉強や友人関係など十分頑張っている。求めすぎない。
というふうに、日々のコミュニケーションとちょっとした声掛けの工夫が子供の学ぶ意欲に関係していくことがわかりました。
小さいうちは何をまなぶかより、誰と学ぶかが大事だといいます。子供のためにできること、少しでも参考になれば幸いです。
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